『マリオ』・・・
すぐにソイツの名前が浮かび上がった。
―――、でもまて・・・
あのマリオがこんな所でくたばるものなのか?・・・。
再び確認するようにバイクをどけて
倒れている仰向けのマリオを起こす・・・
「おい!起きろ・・・」
彼の方を掴んでゆさゆさと揺らし始める、
その運動についてこようとするように
マリオの頭もぶらぶらと揺れる―――。
「起きんか・・・」
ん―――。そうだ・・・
砂漠で倒れてるならきっと水不足じゃないのか?
私のIQ200の脳がそう答えた。
(違)
仕方ない・・・と足に力を入れて立ち上がる、
向かった先は荷台である。
ガサゴトと中を探すように手をかき回す俺様。
―――、あった、水。
マリオの背中を起こし、口を開けさせる。
ほらよっと!
飲めているのかよくわからないが、
多分大丈夫。
そのまま一つのペットボトルの中の水分を
全部飲み込んだマリオ・・・。
しばらくバイクの影にそっと置いて
イカレたエンジンを直すことにした。
荷台から当然のように修理セットを取り出した。
「さて・・・何処を直せばいいのやら・・・」
エンジンの部分が異様に熱くなっており
到底素手では触れそうに無い。
『オーバーヒート』か・・・・。
こればかりは直しようが無い、
とりあえず風の通りをよくして数分待った。
・・・・・
「今なら・・・」
手を触れたのが間違いだった、その前の行動も。
全然熱が冷めていないどころか、
逆に余計熱くなっていた!・・・
「あっちぃいいい!!!」
思わずバイクが倒れる―――。
あ!・・・
現在温度急上昇のエンジンがマリオの顔に直撃ッ!
「あ・・・っちい!!!」
こいつ・・・生き返った・・・。
顔を必死に擦ったりとわけのわからない行動を取るマリオ、
よっぽど熱かったのだろう。
相当動揺している。
・・・・・
「・・・・・。」
おちついたマリオと俺の目が合った―――。
少し驚きながらも挨拶するマリオ。
「よ・・・よぉ・・あっちぃな・・・」
苦笑いを浮かべる彼に俺も同じ表情で・・・
「あ?・・ああ!そうだな。」
・・・まて、何を話せばいい。
このままだと余計空気が重くなるぜ・・。
そうだ!―――、
「な、なぁ、どうやってこっ、ここに来たんだ?」
思い出したかのようにマリオが騒ぎ出す。
「あ!そうだった!!みんなが危ない!!」
?・・・
「何かあったのかよ?」
彼は少し間を置いて答えた。
「敵・・・雲から落ちて―――、
マリオが驚いたように空を見上げた、
何だあれは?・・・
ドス黒い色をした雲がこっちに来る―――。
「おい・・あれは何だ!?」
「ワリオ―――、
「あ?」
「協力しろよ!!」
断るような雰囲気じゃなかった。
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それ以外にもWWA等でのオリジナルゲーム。
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その他は管理人の好きなネトゲやBLEACH、ドラゴンボール、銀魂とかの話しが(ノ∀`)
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